人間は誰でも一定のレベルの読話の能力(唇の動きで話者の話していることを読むことができる能力)があると言われています。
ここでは、愛媛大学・立入先生監修のもと、Web上で読話の能力を測る方法を作成しました。
実際にどのくらいの数値が得られるか、実験にご協力くださいますようお願い申し上げます。
本テストは、現時点では読話能力を証明するものではありません。
本テストの実施結果は、2021年12月8日開催の電子情報通信学会福祉情報工学研究会で発表済みです。
音声をカットした単音・単語・文章・長文の発話シーンを視聴し、何と話しているか、お答え願います。
発話シーンは映像のみですので、わからなくて当たり前です。その場合は「不明」などと入力してください。
発話シーンは、十分に大きな画面で視聴してください。
テスト実施の時間制限は設けていません。発話シーンは、何回再生していただいてもかまいません。
正解率は後日、入力されたメールアドレスに送信します。
正解の流出を避けるため、当面の間は正解を公開いたしません。
下記Googleフォームにアクセスして回答を入力してください。
単音・単語・文章の問題は最初に練習問題が2問出題されます。
長文問題は、複数文から構成されるある話題についての発話シーンが対象となります。
正面映像と側面映像があります。
まずそれぞれの全文を視聴後、フレーズごとに正面映像と側面映像が視聴して、読み取れた言葉を入力してください。
健聴者および聴覚障害者協力のもと本テストを実施した結果は下表のとおりです。カッコ内の人数は被験者数です。
最高は各テストにおける最高正解率です。特定の人物ではありません。
テスト | 単音 | 単語 | 文章 | 長文 |
全被験者 | 0.313 (26名) | 0.261 (27名) | 0.207 (27名) | 0.712 (21名) |
健聴者 | 0.241 (16名) | 0.103 (17名) | 0.069 (17名) | 0.586 (11名) |
聴覚障害者 | 0.429 (10名) | 0.530 (10名) | 0.440 (10名) | 0.851 (10名) |
最高 | 0.786 | 0.800 | 0.891 | 0.982 |